スカートの無邪気なまでの奔放さに存在負けしてしまう。最後にたどり着いたのは、ミラノで買った革のスニーカー。このくらいボリュームがないと足元のバランスがとれない。そして、もう1枚は、グレーの上品極まりないプリーツのスカート。これはさりげなく、同じトーンのパールグレーのタートルを合わせてみた。靴は断然フラット。エナメルの、オードリー・ヘプバーンを気取った靴を選んだ。教訓。スカートをはいてみよう。ひらひらと風が裾にまつわり、なんだか妙に気持ちがいい。背が低くても高くても、ボリュームスカートにはしっかりとしたフラットな靴を堂々と合わせてみよう。大きな歩幅でうんと風をはらませながら、街を歩いてみたい。「あー、女に生まれてよかったな」と大声出して言いたくなった。なんかいつもより人の視線がやわらかい。