早大にせよ慶應にせよ合格者は定員の三倍に近いので、合格者数と定員を併記して広告すると大抵の予備校が定員に近い数の合格者を出していることになる。まさに数字のマジックで、国公立のようにせいぜい三割程度しか合格者数を水増ししない大学だと広告の「うま味」がない。予備校に抱く幻想、即ち「行けば合格できる」という思い(実は甘え)と有名私立合格者の水増しは、「弱い予備校」の生き残りには有効な(同時に親御さんには不幸な)うま味となっている。進学校の生徒は大抵クラブも活発にこなし、無料で模擬試験を受け、夏期や冬期の講習にも何らかの割引を受けて参加できる。